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高齢者の食育にかんする基礎知識を紹介。また、高齢者に多い低栄養について原因と予防について解説しています。
歳をとるにつれて次第に食欲は減退し小食になっていくため、高齢者の中にはカロリーや栄養がたりていない人が増えてきます。
それに加えて高齢者は、一汁一菜のような「粗食が健康食」と思っている人が多いようです。
実はこれは大きな間違いです。小食でしかも粗食だと、必要な栄養素が十分にとれず「低栄養」の状態になってしまいます。
「低栄養」とは、健康な体を維持するのに必要な栄養素がたりていない状態のこと。
高齢者はそれでなくとも、たんぱく質やミネラルの吸収力が下がっているので、このような食生活ではいよいよ「低栄養」の状態に拍車がかかります。
「低栄養」の状態になると、免疫力が下がり病気にかかりやすくなります。
脱水、骨量の低下、認知機能の低下も起きやすく、その状態が続くと寝たきりになってしまうことさえあります。
低栄養状態は高齢者にとって、肥満よりこわい状態なのです。
高齢になっても元気で、天寿をまっとうすることが理想。それには、なによりも1日3食バランスの良い食事を、とくに良質なたんぱく質をしっかりと摂ることです。
高齢者にとって必要なのは、粗食が健康食などの思い込みを修正し、低栄養にならないような食生活をおくることです。
高齢者の食育活動は、転倒予防につながります。カルシウム不足は骨粗しょう症を招き、骨折を招く原因に。寝たきりになる原因も高くなります。そうなる前に骨を丈夫にすることが大切です。毎日牛乳や乳製品を摂ると、骨が丈夫になります。こうした食育が高齢者の転倒予防につながるのです。
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